この記事で言っていること
- ・海苔を常温保管する際、どの方法が湿気りづらいのかを検証
- ・乾燥剤入りのチャック付き袋以外、1~2時間以内に湿気ってしまった
- ・主観的にパリパリ度が保たれていた順番は以下の通り
- 乾燥剤入りチャック袋→→ジッパー袋→チャック袋→プラ系密封容器→ラップ→→そのまま
- ・乾燥剤の有無による影響が大きいのではないかという仮説が立ったため、次回は乾燥剤入りで試す
まいどっ!戸田理平商店の若旦那(見習い)です。
今日明日と名月が楽しめるようですね。団子と共にお月見するのも素敵だと思います。
さて、
今月は何度か行楽弁当に繋がる記事を書きましたが、海苔を持って行く場合、食べる頃には湿気ってシワシワになってしまうことが多いと思います。
そこで今回は、幾つかの保管パターンで常温放置し、それぞれがどの程度湿気ってしまうかを調べてみました。
全型サイズ焼海苔を4分の1にカットし、そのままの状態及び上記それぞれの方法で常温保管し、時間経過による湿気り度合いを調べる。
尚、戸田海苔チャック付き袋のみ、石灰乾燥剤を封入した状態とする。
↑密封容器内
そのままの状態にしていた海苔が、既にしんなりしていた。
折り曲げても破れない…
・戸田海苔チャック袋(乾燥剤入り)
お分かり頂けるだろうか、折り曲げるとパリパリと破れるということが。
・ラップ
ラップは比較的湿気りが進んでいるようだった
・密封容器
密封容器もどちらかと言うと湿気りが進んでいた
・チャック袋
チャック袋も少し湿気っていた
・ジッパー袋
ジッパー袋も少し湿気っていたが、他のものよりは少しマシに感じた
戸田海苔チャック付き袋(乾燥剤入り)のみパリパリ維持で、それ以外は違いが分からないほど湿気ってしまっていた。
ここまでで、幾つか気付いた点があるので以下に記す。
①最初に海苔をカットして各容器に封入する際にもたつくと、その時点で少し湿気ってしまうのではないか
②湿気り度チェックのために毎回取り出している間にも湿気りは進行してしまうだろう
③湿気り度を定量的に測定できないと、違いの判定は難しい
→写真の撮り方一つで印象も大きく変わりうる
④乾燥剤を入れた場合も検証した方が良いかもしれない
→乾燥剤の影響が大きいのではないかという仮説
①、②はなるべく手早く、湿度の高くない場所を選ぶなどの工夫で影響を少なくした方が良さそうである。
③は今後同様の実験を進めるにあたり大きな壁となることが予想されるため、別途個別のテーマとして研究を進める必要があるかもしれない。
④については、次回やってみることとする。
以上より、次回は乾燥剤を封入した状態で検証を進めることとする。
尚、今回の結果では、主観的には以下の順でパリパリ度が保たれていたように感じた。
というわけで、今回はちょっとした実験を実施してみました。
「密封容器だけでは湿気り対策は十分でなく、乾燥剤も入れた方が良さそうだ」
という結論になりそうですが…?
続きは別途記事にしたいと思います。
続きは別途記事にしたいと思います。
→→→行楽に持って行っても海苔が湿気らないようにするには?幾つかの保管方法を試してみた②~乾燥剤編~
ではでは、今後ともごひいきにっ!