この記事で言っていること
- ・おにぎりに関するアンケート調査を紹介
- - 日本人のおにぎり好きや、現代はコンビニおにぎりが主流であろうことが分かる
- - 地域差や、現代人の食生活も垣間見える結果があった
- ・こだわりについてのアンケート結果には海苔に関するこだわりも多くあった
- - パリパリな海苔を好む方が多そう
- ・最後に、アンケートサイトというビジネスモデルと回答者側から見た側面についても触れる
秋雨、そして台風でこれからどんどん涼しくなっていくことが感じられますね。
まいどっ!戸田理平商店の若旦那(見習い)です。
台風18号の影響を考慮し、明日(9/9)はお休みとさせて頂きます。
興味深い情報を見付けました。
【おにぎりに関するアンケート調査】好きなおにぎりは「鮭」がトップ。北海道では「いくら」、東北では「焼きおにぎり」、中部では「天むす」、九州では「高菜」の比率が高い
通算3回実施されているおにぎりアンケートのようです。
1万人強の結果というのもなかなかの数字だと思います。
これを見ると、
・日本人でおにぎり嫌いな人はほとんどいない
・コンビニおにぎりが主流で、人気の具材も”売れている”おにぎりだろう
といったことが分かります。
また、個人的に面白いなと思った部分を幾つか挙げます。
さすが名古屋めし、天むすが地元で愛されている結果が出たようです。
(まぁ、三河で食べることはあまりないですし、尾張でも名古屋めしを家庭で作るという話はあまり聞いたことないですけどね。)
おにぎりと一緒に食べるものとしてインスタントのカップ麺が上位…一人暮らし経験者としては分からないことはないですが、冷静に考えると生活習慣病に近付きそうな食生活に繋がる危険性を感じました。
(味覚も心配になります。)
出てきました、海苔というフレーズ!
比較的年齢層の高い方が、海苔のこだわりを持っているのかなと考えられる結果です。
・家で作ったときラップにのりをくるんでパリパリにする。(男性19歳)
・家で作るときは具によって味つき海苔と焼き海苔を使い分けている。(女性30歳)
・おにぎらずをよく作り、休日の昼に食べています。(男性35歳)
・食べる前に少し温める。のりはパリパリがいい。(女性41歳)
【パリパリ】
海苔をおにぎりに巻いてから時間が経つと湿気を吸ってシワシワになりますが、そうなる前のパリパリな海苔を好む方が多そうです。
コンビニ海苔の包装のように、わざわざラップに海苔をくるんでおくというのは海苔屋の私も参りました。
行楽や運動会等でおにぎりを持参する際、このテクニックでパリパリの海苔をその場で巻いて、お子さんと一緒に食べるというのも良いかもしれません。
【使い分け】
おにぎりに使う海苔は地域差があり、
東日本では焼海苔
西日本では味付海苔
を巻くのが主流だと聞いたことがあります。
東日本では「味付海苔をおにぎりに巻く」という発想すら出てこないのではないかなと個人的に思っているので、この方はきっと西日本寄りの方ではないかなと思います(偏見ですね…)。
但し、コンビニで味付海苔の巻かれたおにぎりを見たこともありますので、東日本にも徐々に浸透する可能性はあります。
【おにぎらず】
そして、ここでも登場おにぎらず。
35歳男性というのも凄いです。
※おにぎらずについてはこちらの記事をどうぞ
→行楽シーズン時に試してみたい「おにぎらず」を作ってみませんか?
というわけで、今回はおにぎりアンケートから、現代日本人の傾向そして海苔へのこだわりについて考察してみました。
最後に余談ですが、こういった
市場動向を表すであろうアンケート結果をマーケティング用情報として販売するビジネスモデル
は面白いと思います。インターネットが普及したので成り立つビジネスですよね。
そしてアンケート回答者側の立場に立つと、こういったアンケートサイトはお小遣い稼ぎ用サイトと位置付けされているように感じます。
アンケートに答えて取得したポイントがまとまると、商品券のような特典と交換できるためです。
アフィリエイトやらこういったお小遣い稼ぎサイトがもてはやされるのも、インターネット普及に伴うものでしょう。
時代の流れについていきつつ、自社のこだわりも忘れずに商売をしたいと思った次第です。
ではでは、焼き立て風味のパリパリな戸田海苔を今後ともごひいきにっ!