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2015-07-18

土用の丑の日には話題の「なんちゃってうなぎ」を試してみませんか?

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【はじめに】
この記事で言っていること

  • ・土用の丑の日の説明とうなぎ習慣について
  •  - 2015年は7/25(金)と8/5(水)の2回訪れる
  •  - 平賀源内を見習いたい
  • ・近年注目のなんちゃってうなぎ(精進うなぎ等のうなぎもどき料理)というものがある
  •  - 皮感の演出に海苔が一役買っている
  • ・うなぎのこぼれ話として、養殖地について(浜松・一色・豊橋、鹿児島・宮崎)

新国立競技場の建設計画を白紙に戻す方針みたいですね。
「白紙(894)に戻そう遣唐使」を思い出しました。
まいど、戸田理平商店の若旦那(見習い)です。

さて、来週の7/24(金)は2015年1発目の土用の丑の日があります(2発目は8/5(水))。
うなぎ(鰻・ウナギ)を食べる習慣は日本ではすっかり定着していると思いますが、近年のうなぎ業界の衰退や価格高騰で、精進料理にもあった「なんちゃってうなぎ」(精進うなぎ等のうなぎもどき料理)が注目されているようです。

◆土用の丑の日について

まず、そもそも土用の丑の日とは何で、何故うなぎを食べるようになったかについては下記が分かり易いです。

簡単にまとめると以下の通りです。

【土用の丑の日について】
・土用(どよう)は暦の1つ(雑節(ざっせつ)というものの中の1つ)
・四立(立春・立夏・立秋・立冬)それぞれの前の約18日間
→1年の約1/5が土用
→うなぎで有名なのが夏の土用で、例年7/19~8/7辺り(立秋の前の約18日間)
・日の干支では丑の日は12日に1回訪れる(年の干支以外に、日の干支や月の干支もある)
・夏の土用の期間にある丑の日が、俗に限定される「土用の丑の日」
→2015年は7/24(金)と8/5(金)の2回訪れる【うなぎを食べる習慣】
・古来より「う」の付く食べ物を食す習慣はあった
・ここまでうなぎが定着したのは平賀源内説が有名
→若旦那も見習いたい知恵(コレが言いたかった)

◆なんちゃってうなぎ・精進うなぎ・うなぎもどき

200年以上昔から定着している土用の丑の日のうなぎですが、今年は2回訪れますし、一風変わった「なんちゃってうなぎ」を試してみては如何でしょう?
なんちゃってうなぎ…それはうなぎを使わずしてそれっぽい味がする料理…
日本では古来から精進料理で食されてきましたが、近年のうなぎの不況・高騰等から、テレビでも選手権が行われるほど注目されているようです。
ということで、ここで素敵にレシピがまとめられていますので紹介します。

と、いうわけで、今回御紹介したなんちゃってうなぎですが、単に

お財布に優しいだけでなく、
精進料理の心に触れる
小骨の気になるお子様にも優しい
皮が噛み切れないお年寄りにも優しい
と、良い事もなかなかにあると思いますので、御興味があれば是非チャレンジしてみて下さい!

ではでは、今後ともごひいきにっ!

【参考記事】

・土用の丑の日の由来は?2015年はいつ?なぜうなぎを食べるの?
http://navigator-info.biz/2072.html

・【土用の丑】 ”なんちゃってうなぎ”のレシピをまとめるよ 【ウナギ代用料理】
http://matome.naver.jp/odai/2134245495036824901

◆うなぎのこぼれ話

うなぎの養殖地と言えばどこが思い浮かびますか?

某夜のお菓子が有名なため、浜名湖(浜松)が浮かんだ方も多いかもしれません。
しかし実は三河にも有数のうなぎ養殖地があります。

一色町(西尾市)です。
市町村別では全国一位の生産量を何年もキープしているようです。
「愛知県の海苔産地って、どこいら辺だん?」でも西三河の西尾・一色は登場しましたね。

また、あまり知られていませんが東三河の豊橋市も愛知県内ではうなぎ養殖が盛んな地域です。
一色・豊橋・浜松はいずれも当店から近い(名古屋より近い)ため、是非盛り上げていって、地域振興が進めば良いなと思います。

尚、都道府県別ですと近年は

鹿児島 > 愛知 > 宮崎 > 静岡

の順位のようで、南九州が盛んなようです。
鹿児島産・宮崎産のブランドが有名になっていくのかもしれませんね。


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