この記事で言っていること
- 焼海苔ではなく乾海苔を、お客様に求められてお買い上げ頂いた
- 乾海苔は焼海苔より磯の風味が強く、そのままおにぎりに巻いたりして、乾海苔の状態で食べるのを好むお客様もいる
→御興味があれば御相談下さい! - 続・最近の若旦那は、名刺をシールや手書きで武装しました
まいどっ!戸田理平商店の若旦那です。
先日、当店のホームページを見て静岡県からわざわざ海苔をお買い求めに来られたお客様がいらっしゃいました!
お話を伺ってみると、乾海苔(干し海苔・板のり・黒海苔)を探しているとのことでした。
今までは蒲郡の某テーマパークなどで買っていたそうなのですが、最近なかなか見付からなくなったそうで、(おそらくWebでいくつか調べた結果、通り道の)当店まで来てみたそうです。
予算感を伺うと、当店の【無印】焼海苔の原料では高過ぎるとのことで、
最終的には2月の入札で若旦那が仕入れた日間賀島(愛知県、三河湾の離島)の海苔をお買い上げ頂きました。
入札で仕入れた乾海苔(当店では黒海苔と呼んでいます)に、火入れ(乾燥)処理を行った状態の乾海苔(干し海苔・板のり)を、200枚お売りしました。
※焼き機によって焼海苔にする直前の状態の乾海苔です
※火入れ処理についての詳細はこちら
知られざる海苔業務シリーズ~仕入れた海苔は、すぐには焼けない~
この状態の乾海苔はお寿司屋さんで巻き寿司に使われたりもするのですが、通常の焼海苔よりも水分を含んでいるため(3~5%程度)、焼海苔ほどパリパリっとした食感ではありません。
色も、焼海苔は緑色が強く出ますが、乾海苔は緑色というよりは黒や赤紫に近い色合いです。
そして何より風味の違いがあり、焼海苔よりも磯の風味を強く感じることができます。
↑50枚ずつ両面を確認するとこんな感じ(緑色をほとんど感じないですよね?)
おにぎりに、焼海苔ではなくこの状態の乾海苔を巻く風習のある地域や、それがお好みの方もいらっしゃいます。
今回のお客様も、おにぎり用に使うと仰っていました。
更に、昔は乾海苔が主流で、各家庭にて火であぶって(好みの火加減の焼海苔にして)食べていたそうです。
皆さんは、焼海苔派?それとも乾海苔派ですか?
もし、
「乾海苔知らない!興味ある!」
「乾海苔でおにぎりを食べてみたい!」
という方がいらっしゃいましたら、お気軽に御相談下さい。
尚、商品紹介ページにもその年の商品ラインナップを掲載しておりますので御確認下さい。
御連絡はこちらからどうぞ!
contact@todanori.main.jp
尚、上記の日間賀島の海苔は、100枚1,600円(税抜)でお譲りしました。
10枚あたり160円ですので、【無印】焼海苔の10枚あたり350円と比べて半額以下です!
半額以下ですが、若旦那も我ながらうまく仕入れられたなと感じたものですので、味もしっかりお楽しみ頂けます。
(日間賀島の海苔は近年人気が出ていると感じます。)
※上記乾海苔は2016年時点の価格です。海苔の相場は年々高騰傾向があるため、1600円で小売できる乾海苔は2018年以降ございません(商品紹介ページの価格をご確認ください)。
「最近の若旦那」の記事で「名刺を変えねば!」と書きましたが、まだ何十枚も現行のものは残っていたので、そちらに情報を付与する形で武装させました。
↑そして表面には、戸田理平商店の肩書きや屋号、「戸田海苔で検索!」的なイメージなどを手書きで加えました
名刺刷新以外にも、自社分析に味覚トレーニングや営業ツール作成など、どんどん行動しながら勉強もしながら結果を残していきます!
ではでは、今後ともごひいきにっ!