この記事で言っていること
- ・大腸憩室炎について
- - 腹痛(激痛)や発熱といった症状があり、酷い場合は入院・絶食
- - 原因として食物繊維不足が考えられる(食の欧米化も関係が深そう)
- ・食物繊維の多い食品は、野菜・果物の一部、豆類・きのこ類、そして海苔などの海藻類
- ・日本人の食物繊維摂取量は不足しがちなので、食物繊維を意識して美味しい和食を楽しむ食生活をオススメしたい
まいどっ!戸田理平商店の若旦那(見習い)です。
少し遅れましたが、9月1日は防災の日で、今週一週間は防災週間でしたね。
経済産業省からの気になるニュースを見付けました。
何となくですが、オイルショック後のトイレットペーパー騒動を思い出しました。
(※1973年当時はまだ生まれてないですけど。)
あちらはデマでしたが、こちらは政府からの推進ですね。
「一ヶ月分とは果たして何ロールくらいなのか」見当も付かないので、こういったきっかけだとしても家族内で防災・備蓄について確認する場を設けると良いかもしれません。
さて、本題ですが、
つい先日、友人が大腸憩室炎で入院したと聞きました。
恥ずかしながら聞いたことのない病名だったので、簡単に調べてみました。
【用語】
【大腸憩室炎の症状】
【治療法】
【原因】
【予防】
【参考】
・主に栄養学の観点で、予防についても書かれている
→40歳以上は必見!憩室炎の食事療法 [療養食・食事療法]
友人の場合は症状が軽くなかった模様で、
「ひたすら断食し、点滴をうちながら安静にする治療」をしているとのこと。
何十時間も絶食して空腹でしょうし、あまり動いてはいけないようなので、ストレスも溜まってしまいそうです…。
入院前はおそらく腹部に圧痛・激痛が走ったことでしょうから、余計に恐ろしく感じます。
そんな恐ろしい大腸憩室炎ですが、
上記の【原因】にも記述した通り、食物繊維(ファイバー)の不足が主な原因として考えられているようです。
そして【予防】の一点目にある「食物繊維をしっかり摂取すること」、これは便通を良くすることにも繋がります。
食物繊維の多い食品と言えば、野菜や果物の一部の他、豆類・きのこ類、
そして…
海苔などの海藻類です!←今回はこれが言いたかった
食物繊維 総量の多い食品と含有量一覧表
こちらのサイトを参考に見てみると、
[食品100g当たりの食物繊維総量の含有量]は
となっています。
[食物繊維総量の多い食品ベスト32 (水分が40%以上) ]での1位は
となっているため、
いかに海苔の食物繊維が豊富かがお分かり頂けると思います。
洋食も勿論美味しいのですが、その影響を受けた日本人の食物繊維摂取量は不足してしまっているようです。
※勿論、他にも理由はあると考えられます。
【摂取基準量(目標量)】
成人男性で20g以上(厚生労働省の食事摂取基準より)
※女性や高齢者は1~2g程度少ない
【平均摂取量】
20歳以上で15.2g(厚生労働省の国民栄養調査より)
つまり、「日本人も食物繊維を意識して摂らないといけない状況」と言えます。
※また、(60歳以上の)アメリカ人の2人に1人以上に憩室症が見られるようです。
以上より、
海苔などの食物繊維の多い食物を意識して、
美味しい和食を楽しむ食生活にしていってみませんか?
というお話でした。
ではでは、今後ともごひいきにっ!