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2015-05-25

さくっと紹介・焼き加工~忙しい現代人の皆様のために~

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焼海苔のメイン工程となる「焼き」部分の御紹介です。

まいどっ!戸田理平商店の若旦那(見習い)です。

前回好評だったので、今回も1分でさくっと紹介します。

今回は海苔の焼き加工です。

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当店では専用機械のラインに流して海苔を焼き上げます。
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簡単なイメージ図にしてみました。
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シンプルですが幾つかの工程を経て、海苔が焼き上げられるわけです。
※今回は味を付けない焼海苔についてお伝えします。その場合、上図中央の[味付け機]部分は素通りします。

まず、火入れ処理をした海苔を取り出して供給機にセットするところから始まります。

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↑火入れ後の海苔
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↑台の上で帯を解き、海苔を重ねます
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↑供給機:ここに海苔をセットして稼動させると、ガッシャンガッシャンと海苔を1枚ずつ焼き工程のラインに流してくれます
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↑供給機から海苔が焼き工程に流れていく様
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↑焼き工程の後、味付け部分を素通りし、後半の乾燥工程に進みます
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↑計数・集積:乾燥工程が済むと、設定した枚数毎にまとめられます

この工程完了直後の海苔は焼き立てほかほかで、とても香りが豊かな状態です。
当店の全型サイズ焼海苔の場合は、この後すぐに封入しますので、焼き立ての風味をお楽しみ頂けるわけです。

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↑分かり辛いですが、一応、補足写真も

海苔に合わせて焼き加減を調整するのが海苔屋の腕の見せ所だと思います。
会長・社長の豊富な経験から、各海苔に対して絶妙な焼き加減となるよう調整しています。
若旦那もこの辺りのスキルをもっと磨きたいです。

というわけで、今回は焼き加工のメインとなる焼き工程周辺についてさくっと紹介してみました。
何となくでも写真を流し見することでイメージが付けば幸いです。

尚、
「工場見学したい!」
「自分で海苔をラインに流して、焼き立てほかほかの海苔を食べてみたい!」
という方がいらっしゃいましたら、お気軽に御相談下さいね。

ではでは、今後ともごひいきにっ!


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