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2015-03-08

海苔の贈り物が使えるシーンってどんなとき?

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海苔は様々なシーンで活躍する優れものなのです。
まいど!戸田理平商店の若旦那(見習い)です。

卒業や新生活のシーズンですね。
様々な門出には、贈り物が付き物です。

ということで、今回は海苔ギフトが使えるシーンを列挙してみます(途中から門出関係なく列挙します)。

◆御祝・慶事

・卒業祝い(卒園祝い)
・(定年・)退職祝い
・入学祝い(入園祝い)
・就職祝い(入社祝い)
・開業祝い(開店祝い)
・結婚祝い
・引き出物
・出産祝い
・内祝い
・新築祝い
・引越し祝い
・成人祝い
・長寿祝い(還暦、古希、喜寿、傘寿、米寿、白寿、百寿、茶寿)
・誕生日祝い(誕生日プレゼント)
・記念祝い(結婚記念、各種○周年祝い)
・快気祝い

(などなど)

【由来】

あまり知られてないかもしれませんが、海苔は古くから縁起物として重宝されておりました。
昭和20年代まで海苔の生態系が明らかになっておらず、昔は漁師さんの勘と経験のみで海苔養殖をしていたため、年によっては豊作だったり全く採れなかったりと、運に左右されるものでした。
そのため海苔は運草と呼ばれ、縁起の良いものとしておめでたいときの御進物に使われるようになったそうです。
ただでさえ海苔は希少で高級なものだったので、より贈答品として好まれたのだと思います。

皆さんも今後海苔を贈る際は、「幸運に恵まれますように」という想いを込めて頂き、その理由も是非お相手に伝えてみて下さい。
きっと、より喜んで頂けると思います。

実際に当店でも、最近の事例のみでも(婚礼)引き出物や(出産)内祝い、誕生日祝いなどで御注文を頂きます。

◆法事・弔事

・香典返し
・法事・法要・仏事の引き出物・返礼品

香典返しに多いため、海苔が縁起物というイメージが定着し辛くなっている気もします。
法事関連で海苔が多い明確な理由は分かりませんが、精進料理に利用できることや、
日持ちのする乾物で、重くなくかさばらない、といった点が評価されているように思います。

当店も葬儀向け香典返し用に、業者のお客様へ卸すことがとても多いです。
一昔前は「香典返しの海苔」はまずいものの代名詞だったなんて噂を聞いたことがありますが、当店の海苔はその常識を覆すものです。
「香典返しの海苔なのにこんなに美味しい」というきっかけで御注文を頂くことも実際にあります。

◆季節の贈り物

・お年賀
・寒中見舞い(寒中御伺)
・お中元(暑中見舞い、残暑見舞い)
・お歳暮

◆その他

・各種お見舞いとその返礼
・各種御挨拶・手土産(結婚挨拶、引越し後の隣人挨拶)
・各種差入れ
・各種景品
・神饌(お供え物、御供物)

これらも上述の縁起物として海苔が好まれた結果、使われるようになったと考えられます。
お中元やお歳暮は法人/個人問わず毎年多くの御注文を頂きます。

また、地元のビッグニュースとしては、町内のお祭り(4月第一土日に為当稲荷神社である花の撓大祭)で恒例の餅投げ(当たり付)の景品として、当店の海苔が使われる予定です!
神社へのお供えとしても、海の物として海苔が良く利用されるのは、縁起が良いという理由もあるはずです。

縁起物の由来から、「結婚式二次会のビンゴゲームの景品どうしよう…」とお悩みの幹事さんにもお勧めです。
「幸運に恵まれますように」と綺麗に伝えてもよし、運草の由縁から「一発当たりますように」的なノリで盛り上げてもよし、です。

どうでしょう?
贈答品で悩んだ際の参考になれば幸いです。

逆に「こんな時に海苔を贈った(貰った)よ!」なんて体験談もありましたらお聞かせ下さい!

…あ、バレンタインホワイトデーでも使えましたね!(笑)

ではでは、今後ともごひいきにっ!


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