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2015-02-17

もしもの際も安心!海苔を英語で伝えられると外国人との会話ネタの一つになります!

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グローバルなこの御時世、いつ海苔を英語で伝えたいシーンが来るか分かりません。
まいど!戸田理平商店の若旦那(見習い)です。
姉から「筆者だと間違われる」と非常に軽いクレームを頂きましたので、今回はこんな名乗りでお届けします。

まず最初に、タイトルとは別で大ニュースがあります!

なんとあの「いいじゃ ないのぉ~」「だめよだめだめ」の日本エレキテル連合さんがラグーナ テンボス(ラグーナ蒲郡)にやって来ているみたいです!
2/15(日)、21(土)、22(日)の3日間、ラグナシア 屋外特設ステージでライブステージとオリジナルグッズ販売をされるそうです。

http://lagunatenbosch.co.jp/event/2014/ereki/index.html

良くぞ東三河においでてくれました。
生で彼女達を見るチャンスですね。

ところで、
ラグーナ蒲郡から当店までは車で10分程度と近く、道順もとてもシンプルです。
(ラグーナ前の国道23号を豊橋方面に向かい、「御津町入浜」を左折して県道31号を進んで頂ければ当店のある「為当町新道」の交差点までわりとすぐです。)

もしラグーナにお越しの際は、少し足を伸ばせば当店にお寄り頂けます。

と、東三河ネタは以上としまして、次はもっと世界的なネタをお伝えしたいと思います。

皆さんは、海苔は英語で何と言うか御存知ですか?

私は前職でサラリーマンをやっていた際、アメリカに出張する機会があり、その際に調べたことがあります。

幾つかの言い回しがあるようなので一つずつお伝えします。

・nori

まず、nori(ノリ)です。そのままですね。
日本食ブームにより、日本食をある程度知っている人ならこれで通じちゃうと思います。
noriで通じなかったら、次です。

・seaweed

次に挙げたいのは、seaweed(séa・wèed、シーウィード、スィーウィードゥ)です。
※環境によっては発音記号が正常に表示されないかもしれませんが、御容赦下さい
直訳は「海藻」なので、ワカメやコンブ等も含まれる言葉なのですが、一般的に海苔を差すことが多いみたいです。
因みにワカメは”wakame”で通じたり”brown seaweed”と区別すれば良さそうで、コンブは”kelp”や”sea tangle”といった別の単語があるようです。
ヒジキもseaweedの一つですし、海外では「海藻」と括られるものを日本人は如何に多くの種類に分けて食していたのかと驚きます。

・laver

最後に挙げるのは、laver(léɪvɚ‐və、レイバー、ラーバー、レイヴァ)です。
辞書によってはこれが真っ先に出てくるのですが、これはイギリスのウェールズ南部地方で古くから食用されていたようです。
厳密な歴史は分かりませんが、laverを加工した”laverbread”という海苔食品が1607年に文献で初見されるくらいの古さみたいです。日本はもう江戸幕府ですね、大阪の陣はまだですが。
なのでlaverはイギリス英語では比較的一般的なようですが、アメリカでは馴染みが薄いように感じます。

つまり、noriで通じなければ、アメリカ寄りならseaweed、ヨーロッパ寄りならlaver、くらいの心持ちで良いのではないかと思います。

※海外に住む知人や、海苔機械の仕様書英文化に携わった方の生の声はこちらでまとめています。
海苔は英語で?海外に住む知人に実際どうかを聞いてみました!

では次に、我々が良く食する加工海苔はどうなるでしょうか?

・焼海苔
baked(ベイクト) nori(またはseaweed, laver)
※以下もnoriと書いた部分はTPOに応じてseaweed/laverに置き換えて下さい
toasted(トーステッド) nori
roasted(ローステッド) nori
のように、「焼かれた」を直訳した感じですね。

・味付海苔
seasoned(シーズンド) nori
flavored(フレーバード) nori
これも「味(香り)を付けた」を直訳した感じです。

味付海苔も焼海苔と同様に焼く加工を施していますので、
商品によっては複合的に記載されることもあるようです。

こちらはセントレア近くに出来た某倉庫型店舗にあった海苔商品です。

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“ROASTED SEASONED SEAWEED”と記載されています。

・焼く加工をする前の板海苔(乾海苔、干し海苔、生海苔、黒海苔などと言われたりもします)
dried(ドライド) nori

このように、海苔の加工食品は「~された海苔」という形の直訳をされるようです。
加工海苔には他にも佃煮ですとか色々ありますが、英語サイトではありませんので割愛します。
興味のある方は色々とググってみて下さい。

因みに、幕末に日本に来たアメリカ人が「日本人は紙と木でできた家に住み、黒い紙を食べる」といった説明をしたと聞いたことがあります。欧米の方々にはとても美味しそうなものには見えなかったようです。
もし海外の方から「日本人が食べるという黒い紙は美味しいのか?」と聞かれたら、
「もちろんさ!特に戸田海苔は最高だよ!」と答えて当店の海苔をお渡し頂ければ幸いです。
日本の海苔は美味しいということを海外の方に誤解なく伝えるため、万一に備えて御自宅には美味しい海苔を常備しておいて頂くことをお勧め致します。

最後に、英語以外にも韓国語と中国語にも触れておきます。

・韓国語
김(キム)
※環境によってはハングルが正常に表示されないかもしれませんが、御容赦下さい
Glosbeという辞書で調べたところ김には「雑草」という意味もあるようなので、”seaweed”に近い言葉ですね(”weed”は「雑草」という意味があるので、”sea weed”は「海の雑草」と直訳できる)。

・中国語
紫菜(zǐcài、ヅーツァイ)
※環境によってはピンインが正常に表示されないかもしれませんが、御容赦下さい

この表記は昔日本でも使われていたようです。この中国語を参考にしたと思われますが、中国人は海苔を食さなかったようです。
海苔が昔から食されていたのは日本と韓国くらい(後はイギリスのウェールズ地方)だったようなので、色々なものが中国から渡ってきている歴史的事実から見ると少し意外でした。これはきっと島国と大陸国の違いなのでしょう。

紫菜がいつ日本で登場したかをはじめ、
海苔の歴史などは[海苔のこと]ページにも書いてありますので、宜しければどうぞ御確認下さい。

というわけで、
今回は「海苔を英語で」というテーマでお伝えさせて頂きました。
“sushi”とセットで”nori”も世界中にすぐ理解される世の中になると良いなと思います。
※当店に海外進出の予定はございませんが。

ではでは、今後ともごひいきにっ!


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